EOG滅菌・ガス滅菌受託業務
EOG sterilization / gas sterility contract businessEOG滅菌とは?
EOG(エチレンオキシドガス)を使用した低温滅菌手法の一つです。滅菌処理後の残留ガスについては、適切にエアレーションを行うことで徹底的に除去します。ジャパンガスでは、ガスの危険性を完全に排除して、EOG滅菌後の製品を安全にご利用いただけます。
放射線(ガンマ線・電子線)滅菌や高圧蒸気滅菌では材質が変性・変形してしまうことがありますが、低温滅菌であるEOG滅菌では材質への影響はほとんどありません。
このようにEOG滅菌では安定した品質で滅菌できるため、医療機器をはじめ、今でも多くの製品がEOG滅菌処理されています。
ジャパンガスのEOG滅菌では、ISO13485認証などのさまざまな品質規格に基づいて、たしかな品質と安全性を約束いたします。50年の長きにわたって培ってきたEOG滅菌に関する専門知識やノウハウを活用して、お客様にとって最適な滅菌条件をご提案させていただきます。
他の滅菌方法との比較
包装形態 | 製品密度 | 製品材質 | 残留物 | 処理温度 | 後処理 | 処理時間 | |
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EOG | ガス透過性材料密封不可 | ガスが浸透すれば制限なし | 材質指定なし | ガス残留の 可能性あり |
45〜55℃ | エアレーション | 数時間 |
ガンマ線 | 最終包装形態 | 高密度でも可能 | 材質によって変色・劣化有り(電子線に比べると影響は大きい) | なし | 常温 | 不要 | 数時間 |
電子線 | 最終包装形態(厚み制限付き) | 密度の小さい製品が望ましい | 材質によって変色・劣化有り(ガンマ線に比べると影響は小さい) | なし | 常温 | 不要 | 数分 |
高圧蒸気 | 蒸気が浸透する包装・梱包 | 蒸気が浸透すれば制限なし | 熱による材質の劣化 | なし | 121℃ | 乾燥 | 数時間 |
滅菌開始までの流れ
滅菌できるもの
医療機器やプラスチック類の医薬品容器・化粧品容器をはじめ、化粧品原料などもEOG滅菌が可能です。他にも、紙製品や金属など幅広くどんなものでも滅菌できるのがEOG滅菌の強みです。
ジャパンガスでは、少量での滅菌も受託しております。少量での滅菌以外でも、梱包を解いた状態の滅菌や滅菌後の配送先のご指定など、お客様のどんな小さなご要望にも柔軟にご対応させていただきます。
ジャパンガスのEOG滅菌
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※病院・診療所・クリニック等からの滅菌のご依頼は、医療法によりお受けする事ができません。
※滅菌対象製品が動物用医療機器及び生物由来製品の場合、
医薬品医療機器等法によりお受けする事ができません。